アメリカの自動車市場

アメリカ合衆国における自動車市場の変遷は、そのままビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)の歴史と言えます。近年、大きな揺らぎをみせる米国の自動車市場を考えてみましょう。

公共の交通機関では網羅しきれないほど国土が広大な米国では、自動車が生活必需品となる地域が多数あり、数多くの自動車メーカーが乱立していました。それらの企業は徐々に淘汰を繰り返し、合併・統合の結果ビッグスリーと呼ばれる大手3社に収斂されます。
  
ビッグスリーは米国で確立された世界初の大量生産技術を如何なく発揮して、一大自動車市場を形成していきます。

フォードは、のちに世界の自動車王と呼ばれるヘンリーフォードが創業したビッグスリーの最古参廃車買取りこちらです。世界最大規模の家族経営でも知られ、製造工程でベルトコンベアによる流れ作業を導入することで、高効率の生産方式を確立し自動車1台あたりの生産コストを革新的に削減しました。しかし近年、自社の経営方針に対する頑なな姿勢が柔軟性を欠き、悪化した業績に苦しめられる結果となっています。
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GM(ゼネラルモーターズ)は、巧妙なマーケティングにより瞬く間にシェアを拡大し、2008年にトヨタに抜かれるまでの77年間、販売台数において世界のトップに君臨し続けました。しかしフォード同様、過去の栄光に縛られ、低燃費のコンパクトカーへ移行する消費者のニーズに迎合することをよしとせず、利益率の高い大型車販売に固執した結果経営は破綻し、現在、事実上の国営企業となっています。

クライスラーはビッグスリーの中で、最も革新的な姿勢をみせたメーカーでした。パワステなどに代表される多くの先進技術をいち早く導入し、高性能な大型車を次々に市場へ投入することで、好景気に沸く米国社会の時流に乗って業績を伸ばし続け、拡張路線で世界進出を成し遂げますが、急激な戦略的拡大と乱立する自社ブランドが軽自動車 廃車こちら自らの首を絞める結果となり、ついには経営破綻し法手続きののちフィアット傘下に入りました。

以上、アメリカ自動車市場は隆盛を極めたビッグスリーが、やがてその慢心により凋落していく中、日本やヨーロッパ、近年は中国や韓国などのメーカーにそのシェアを奪われながら、決して自らの過ちを認めようとしないがため、ついには破綻していくという流れにあります。

この驕りというべき姿勢を正さない限り、どんなに自国の手厚い保護のもとに経営を立て直そうとも、結末は明らかであると思われます。